宅建勉強 間違ったやり方は危険!!

宅建独学勉強方法—宅建みやざき塾(M)VS資格スクエア大学・独学部(K)2018

始める前に知っておきたい宅建の勉強法の注意点

【宅建みやざき塾②】始める前に知っておきたい宅建の勉強法の注意点 #Stayhome|資格スクエア大学・独学部 vol.479

(K)宅建の勉強の方法についてお聞きしたいんですか。

(M)宅建の勉強する時に、宅建の本を読んでよくわからないのに、そのまま覚えてしまう方がすごく多いんですね。よくわからないままを覚えてしまうと、覚えたものが、そのまんま本番の試験で出ると得点が取れるんですよね。覚えているから、同じだから。
しかし、覚えたものと違うものが出た瞬間に、「分からない難しい」となってしまいます。
学習するときに、どんな資格でも過去問題を中心に勉強するってことは、とても重要だと思います。その、過去問題集の使い方、学び方ですごく差がついていると感じます。

(K)過去問題集は具体的にどのように使えばいいのですか?

(M)例えば、その過去問題集を使う時に。1回目解きました、問題を読みます。解説を読みます。分からなかった。問題が分からなかったらどうします?

(K)解説を読んでもわからなかったらテキストに戻ります。

(M)何か調べますよね。ところが、それをやらない受験生が多いんです。

(K)そうなんですか。

(M)やらないといけないことがいっぱいあるから、問題を読んでもわからない。解説読んでもわからない。よし、覚えてしまおう。

(K)何を覚えるんですかね?

(M)わからないまま、覚えちゃうんです。

(K) 答えを?

(M)「答えを」答えというか、ポイントとキーワードだけを覚えてしまうのです。答えだけ覚えて問題を繰り返すと、解けてしまうので、そこで、分かったと勘違いしてしまうわけです。覚えているから解けちゃって正解が出るので、その問題分かったとなってしまうわけです。わかってないんだけど、その問題は解けているだけで、中身は分かっていないんだけど、「解けてること」=「分かったっ」と勘違いしてしまうことですね。
(K)そういう生徒さんは、けっこういらっしゃるんですか?

(M)よく相談があるのがこうなんですよね。「去年絶対受からなきゃいけないと思って、必死で過去問をやりました」「必死で過去問をやりました。10回以上やりました」「過去問題解けない問題は何もありませんでした」過去問は、全部解けたんですけど、本番の試験は、難しすぎて全然分かんない。

(K)はい、はい、はい、はい、ツネさんも全く同じことを言っていた。

(M)法改正は、足す必要があったんですが、去年は、問題集で繰り返し出ているテーマがいっぱい出ていました。
ちゃんと理解できてれば、合格点は外さないはずなんですよね。

(K)私もツネさんが「めちゃくちゃ難しかった」といっていたので「合格点がすごく下がるんじゃないか?」
と思っていたら、過去最高の合格点じゃないですか!!

(M)「50問中37問でね」

(K) え~結構簡単な年だったんだ!! そういうことだったんですね。

(M)過去問題集とか解くときに、「過去問が解けようになった」が、ゴールになってしまっているんですよ。過去問を使うと、過去問題集は本試験でどういう問題文が出るとか、どういうテーマが狙われるとか、効率よく重要テーマを学習するために、素材として使ってほしいんです。学ぶべきは、過去問題で出ている、最も重要な専門用語や法律用語ですね。
宅建試験であれば、宅建に出ている重要ポイントを、理解し整理し、本番の試験で多少形が分かっても解けるようにすること。そのために使わなきゃいけないのに、それができない方が多いんですよね。
(K)基本の「基」すぎて、それを教えなきゃいけないという認識がなかったですね。

(M)ここ数年なんですよ、痛感するのが!

(K)なるほど。

(M)便利なツールで、自分もアプリやってます。アプリとかは、ネット上で過去問がゲーム感覚でできてしまうから、答えだけ覚えて繰り返す方も増えているんですよね。同じような感覚で、過去問題集とかも使ってしまうので、そういう弊害が出ているのかと思います。

(K)なるほど。過去問の答えを丸暗記するのは絶大ダメですよね。過去問を解いてわからなかったら、当然ですが、テキストや場合によっては講義に戻り自分でわかっていないところを理解するというプロセスを得て、初めて過去問が自分の血となり肉となるわけですから。そこを勘違いしないでほしいと思います。




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