民法における当権の順位の譲渡・放棄とは
『抵当権の処分』の解き方【抵当権の順位の譲渡・放棄/抵当権の譲渡・放棄】≪#275≫【宅建動画の渋谷会】佐伯竜
抵当権の順位譲渡の概要
抵当権の順位譲渡とは、同一不動産に対して複数の抵当権が設定されている場合に、その抵当権の順位を変更することを意味します。
抵当権は、設定された順番に従って順位が決まります。つまり、最初に設定された抵当権が優先され、その後に設定された抵当権は順位が下がることになります。このため、複数の債権者が同一の不動産に対して抵当権を設定した場合、債権者たちは各自の権利を保全するために、抵当権の順位を変更することがあります。
例えば、不動産を抵当に入れて融資を受けた債務者が、別の債権者に対しても抵当権を設定することで融資を受ける場合、新たな抵当権は元々の抵当権よりも優先度が下がります。しかし、新たに融資を提供した債権者が、元々の債権者と協議して、新たな抵当権の順位を上げることで、新たな債権者の権利を保護することができます。
ただし、抵当権の順位を変更するには、元々の抵当権者の同意が必要であり、特に優先順位の高い抵当権者が同意しない場合には変更できない場合もあります。また、順位が変更された場合でも、元々の優先順位が下がる抵当権者に対しては、元々の優先順位分の保証がなくなるため、その分のリスクを考慮する必要があります。
